書名 南方熊楠の生物曼荼羅
生きとし生けるものへの視線
著者 志村 真幸
本体価格 2800円
ISBN978-4-8382- 3414-1
発行年月 2024年2月
判形・製本 A5判・並製・326ページ
在庫情報

「最後の博物学者」、「知の巨人」、そして…「エコロジーの先駆者」南方熊楠。閉塞するアカデミズムから離脱、多様性、開放性、自由、楽しさを源とした熊楠の「生物の世界」への探求を解き明かす。

【目 次】
南方熊楠への招待状
第1章 自由ミナカタ学  安田忠典
第2章 「南方二書」と紀南の神社林  田村義也
第3章 「南方二書」と紀伊半島の森林の現在  土永知子
第4章 神社合祀反対と継承される獅子舞―南方熊楠と上富田の神社  三村宜敬
第5章 蟻のマンダラ―高山寺蔵新出土宜法龍宛南方熊楠書簡一通  末木文美士
第6章 けものたちへの視線―世界の動物園・博物館をめぐる旅  松居竜五
第7章 熊楠と菌類図譜  細矢剛
第8章 南方熊楠コレクション―エコロジストとしての視点を探る  吉村太郎
第9章 南方熊楠と同時代の生物学者たち  郷間秀夫
第10章 絶滅に抗う方法―オオカミと「地域絶滅」という問題  志村真幸
物語のなかの南方熊楠
あとがき



検索ページへ

五十音書名一覧へ

(C)Copyright 2002 MIYAISHOTEN CO.,LTD. All rights reserved.